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三流のタイヤ専業店が行うタイヤ脱着作業(乗用車編)
2024-10-08
今回は、「三流のタイヤ専業店」である当店の「タイヤ脱着作業 乗用車編」をご紹介します。








●段取り~取外し




・お車をピットへ入庫し、タイヤを下ろします。


・タイヤの基本情報(タイヤサイズ、年式、規格、残溝、損傷の有無)を確認します。

・規定空気圧にエアー調整をします。

・タイヤ位置シールを貼り付けます。
 これは次回のタイヤ交換時にローテーションして取付けるための準備です。


・リフトを上昇し、車体を浮かせます。

・インパクトレンチを使用し、ナットを取り外します。




北海オート産業 タイヤ 交換 乗用車 脱着
ピットイン、タイヤをお車から下ろします。
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タイヤの基本情報を確認します。
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規定空気圧にエアー調整を行います。
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タイヤ位置シールを貼り付けます。
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リフトを上げます。
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インパクトレンチでナットを取外します。



●ホイール、ハブボルト、ナットの確認・整備



・発錆や汚れの著しいものは、ワイヤーブラシやスタッドボルトクリーナーで整備・清掃します。






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ワイヤーブラシでホイールボア部の清掃
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ワイヤーブラシでハブの清掃
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スタッドボルトクリーナーでハブボルトを清掃



●ホイール、ナットの取付




ここからは、一切のショートカットをしません。

時間をかけて丁寧に作業を進めます。



・まず、タイヤを取付け、ナットを手締めします。



どことは言いませんが、ハブボルトにナットを頭掛けした状態で、インパクトレンチを使用し強引に締め付けるような作業をするところもあります。


当店では、すべてのナットを手締めで締めたあと、敢えて、芯出しを目的としてインパクトレンチをタタンタタンと対角で軽く当て、仮締めします。




・4本取付終了後、リフトを下降してタイヤを接地させ、トルクレンチで本締めします。


・取り外したタイヤを袋詰めし、お車に積み込みます。



これはあくまで基本スタイルで、お車やお客様のご事情に合わせて臨機応変に対応しています。





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すべてのナットを手締めします。
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インパクトレンチを使用し対角で仮締めします。
トルクレンチで本締めします。
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タイヤを袋に詰め、お車に収めます。


これもどことは言いませんが、「トルクはどれくらいで締めたの?」と作業員に聞くと、「90~100くらいで締めました」と、曖昧な返答をしてくるショップもあります。


当店では、全部で7本(85N・m、103N・m、108N・m、110N・m、120N・m、140N・m、自由設定用)のトルクレンチを準備しており、車種ごとに決められた規定トルクで締め付けるようにしております。


タイヤ屋さんは職業柄、車種を聞くだけで基本的なタイヤサイズ、空気圧が頭に入っています。

同様に、規定トルクも頭に叩き込んでおり、わからない時や、ど忘れした場合は、一覧表を確認して、とにもかくにも「規定トルク」できちんと締め付けるようにしております。



ちなみに画像のハスラーは85N・mが規定トルクです。



なお、ご自身でタイヤ交換される方は、ネットでも規定トルクは調べられますし、お車の中にある取扱説明書にも記載してあります。





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トルクレンチ置場(乗用車ピット)
トルクレンチ置場(トラックピット)
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メーカー・車種ごとのトルク一覧表
北海オート産業 タイヤ交換 脱着 乗用車
ハスラーを85N・mで締め付ける。


さらに、しつこいようですが、どことは言いません。


トルクレンチを小気味よく連続でカチカチっと2回掛けするところもございますが、これは「雰囲気掛け」といって間違いです。

トルクレンチは1回カチっと音が鳴れば、そこで規定トルクとなり、さらに追加で打つとオーバートルクになります。

体重をかけてガッチンと締めるのもダメ。

カチンのあとさらにギュウと締めるのもダメ。


オノマトペの連続で大変恐縮ですが、トルクレンチの扱いは、実は繊細で技術が必要です。

自信がない時は、デジタル表示のトルクレンチをお勧めしますが、値段が高いです。







最後に、演説をします。




当店は三流ですが、一流を目指す三流です。


これを書いている私も含めて、『熟そうと思い、もがく、未熟者の作業員』で当店は構成されております。



たかだかタイヤ交換作業ですが、仕事ですから、それはもう色々なことを考えて、大真面目に取り組みます。





今年も繁忙期に突入です。


お客様のご来店と、叱咤激励、清き売上を、心よりお待ちしております!!!



以上でございます。




ご清聴いただき、ありがとうございました!!!


(拍手)






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